新着情報Blog
2016/05/04
祝!日本遺産ダブル認定「地蔵信仰が育んだ日本最大の大山牛馬市」「出雲國たたら風土記」
【写真は大山自然歴史館より】
4月25日、文化庁から平成28年度における日本遺産の認定が発表され、鳥取県の「地蔵信仰が育んだ日本最大の大山牛馬市」と島根県の「奥出雲たたら風土記」が認定となりました。
「地蔵信仰が育んだ日本最大の大山牛馬市」
<ストーリーの概要>
大山の山頂に現れた万物を救う地蔵菩薩への信仰は、平安時代末以降、牛馬のご加護を願う人々を大山寺に集めた。江戸時代には、大山寺に庇護され信仰に裏打ちされた全国唯一の「大山牛馬市」が隆盛を極め、明治時代には日本最大の牛馬市へと発展した。
西国諸国からの参詣者や牛馬の往来で賑わった大山道沿いには、今も往時を偲ぶ石畳道や宿場の町並み、所子に代表される農村景観、「大山おこわ」などの独特の食文化、大山の水にまつわる「もひとり神事」などの行事、風習が残されている。ここには、人々が日々「大山さんのおかげ」と感謝の念を捧げながら大山を仰ぎ見る暮らしが息づいている。
詳しくは鳥取県HPへ
【皆生温泉から大山を仰ぐ】
2年後は大山開山1300年でございます。
日本古来の鉄づくり「たたら製鉄」で繁栄した奥出雲地方。
人と自然とが共生する持続可能な産業として日本を支えてきたたたら製鉄の
歴史は千年を超え、現在も操業が続けられています。
詳しくは島根県HPへ
たたら製鉄の詳しいことは、皆生温泉から車で30分の安来市の和鋼博物館で。